
毎年夏になると増える感染症の一つが「手足口病」です。2026年も全国的に患者数が増加しており、乳幼児を中心に流行しています。近年は大人が感染するケースもみられ、家庭内で子どもから保護者へうつることも少なくありません。
手足口病はウイルスによる感染症で、38℃前後の発熱に続いて、口の中や手のひら、足の裏に小さな水ぶくれや発疹が現れるのが特徴です。口内炎の痛みが強いと、水分や食事がとりにくくなることがあります。多くは1週間ほどで自然に回復しますが、水分が十分にとれない場合や、高熱が続く場合、ぐったりしている場合は早めの受診が必要です。
感染は咳やくしゃみだけでなく、唾液や便を介した接触でも広がります。そのため、手洗いを丁寧に行うことや、おむつ交換後の手指衛生を徹底することが予防につながります。保育園や幼稚園など集団生活では特に注意が必要です。
「夏かぜだから大丈夫」と軽く考えず、症状に応じて適切な休養と水分補給を心がけましょう。周囲へ感染を広げないためにも、体調が悪いときは無理な登園・登校・出勤を控えることが大切です。




